PM2.5に肺がんの発がん性有り!

中国で問題になっており、我々日本人にとてつもない迷惑をかけているPM2.5発がん性がある事をWHO(世界保健機関)がようやく正式に結論付けた。

間違いなく体に悪いという事は私も分かっていた事だが、発表された発がん性のリスクは5段階の危険度の内最も高い分類だった事には驚いた。

さらにWHOの専門機関であるIARC(国際がん研究機関)は大気汚染全体についても人が汚染された空気の中で生活を続ける事で肺がんの発がん性があると結論づけ、「がんによる死亡の主要な環境要因だ」と指摘したようだ。

5段階中最悪の危険度というのはかなりまずい。

IARC発がん性リスクの表を見ると、最悪の危険度という事はGroup1(ヒトに対する発癌性が認められる)にあたると思うのだが、この中にはヒ素やアスベスト、六価クロム化合物、ホルムアルデヒドなど、危険物質のオンパレードだ。

こんな危険物質が中国から風に乗ってどんどん日本に飛んできていると思うとゾッとする。彼らは一体どれだけ迷惑をかければ気が済むのか・・・。

これはもはや一刻の猶予も無いのではないだろうか。中国も自分の所で解決できず、他の国に迷惑をかけている状況なのだから秘密保持の問題やプライドを捨てて頼るべきだろう。

日本には中国なんか助ける必要はないという人もいるが(気持ちは非常に分かるが)このように日本も危険にさらされている切迫した状況でそうも言っていられない。

中国共産党の政策や中国を世界の工場にした先進国がこのような最悪の事態を発生させ、悪化している状況で一番辛い思いをしているのはそこに住んでいる中国の人たちだと思う。自分たちの命の危機にも関わらず何故暴動が起きないのか本当に不思議だ(恐らく殺されるからだと思うが)

WHOが正式に公表した以上、各国は解決に向けて動かなければいけなくなるので、できる限り早くこの問題が解決するよう努力してもらいたい。

iarc 発がん性

(関連のある外部リンク)
WHO PM2.5に発がん性|NHKニュース
粒子状物質
IARC発がん性リスク一覧