インフル流行スタート!簡単な家庭の予防対策

マンチェスターUの香川選手も最近感染したインフルエンザ。感染により学級閉鎖になった学校も出てきているようだ。

冬の病気かと思いきや、実際は5月~9月くらいまでの感染が非常に少ないだけでそれ以外でもポツポツと感染報告はされている。私も10年ほど前5月にインフルエンザに感染し驚いたものだ。

今年猛威を振るうのはA香港型かB型か、はたまたトリインフルエンザなどのような新型インフルエンザかはまだ分からない。A型やB型なら小さな子供や高齢者以外は苦しいだけで適切な処置を受ければ問題ないだろうが、致死率の高い新型インフルエンザだけは絶対感染したくないものだ。

インフルエンザの流行がピークを迎えた時から感染の予防を始める人も多いが、自分が最初の感染グループにならない保障はどこにもない。病気をうつされる側ではなく、うつす側になってしまうという自覚をひとりひとりがしっかり持ち日頃から予防しておく事が重要なのだ。

それでは家庭で簡単にできる予防対策だが、全ての疾病は必ず感染経路があり、この感染経路をしっかり把握しておく事が予防の第一歩となる。

①飛沫感染・・・感染した人の咳やくしゃみ、唾などと一緒に放出されたウイルスを吸い込み感染してしまう。

②接触感染・・・感染した人がウイルスの付着した手で様々な物を触る→別の人がウイルスの付着した物を触る→手にウイルスが付着する→ウイルスのついた手で物を食べたり、鼻などの粘膜に触る事で感染。

この①.②が主たる感染経路だ。この感染経路をしっかり絶つ事によってインフルエンザを予防する事ができる。

では具体的な予防対策だが一番重要なのはやはり手洗いだろう。

外から帰ってきた時や料理の前後、食べ物を食べる前にしっかり手を洗う事で付着したウイルスを落とす事ができる。ただ手を洗うのではなく、正しい手洗いをしなければ高い効果は見込めないので手洗いの方法をしっかり学んでおくべきだ。

次に予防接種だが、効果としては感染確率を下げる事、感染時の重症化を防ぐ事が期待されるのだが、個人的にはよく分からないのが本音だ。5.6年前まで私も毎年予防接種を受けていたのだが毎年のようにインフルエンザに感染するわ40度の熱が出るわで本当に意味があるのか常に疑問だった。ただ、私よりはるかに偉い厚生労働省や医師がすすめているのだから効果があるのだろう。

あとは免疫力を高める為に適度な運動やバランスの良い食事、しっかりと睡眠をとる事が大事だ。免疫力を高める事で感染しにくくなるし、もし感染してもウイルスと戦う体力があるので重症化しにくい。

それとインフルエンザは湿度に非常に弱い。加湿器などを使い湿度を50%~60%に保っておくと鼻や口などの粘膜防御が高まる事と併せてかなりの効果が期待できる。

私の家ではこれらの事をほぼ一年中しっかりと行っている。夏場は湿度が高いがエアコンにより湿度が下がるので夏場でも加湿器を使う徹底ぶりだ。

子供たちも最初は嫌々していたが、自分が風邪やインフルエンザに感染してうつす事で他の人に迷惑をかけるんだよと教えてやると自分からすすんでやるようになり、今では私が注意しなくても正しい手洗いやうがいをできるようになった。

これらに加えて私は除菌対策も徹底して行っている。前にノロウイルスの記事でも書いたが、除菌剤を併用しているので私の家では5年ほどノロウイルスやインフルエンザはおろか風邪すらひいていない。

アムズ除菌消臭水.jpg

これが今私が除菌のメインで使っているアムズ除菌消臭水(アビィ除菌消臭水に変更されている)だ。

これを薄めてドアノブやテーブル、子供のおもちゃなどを拭いている。エタノールと違って間違って飲み込んでしまっても安全な点と数十秒でほとんどの菌を除菌できる点が非常に気に入っている。

その他、消臭力も恐ろしく高いのでペットを飼っている人の消臭対策にも使える。私は犬と猫も飼っているので消臭はこれに全て任せている。

インフルエンザの除菌.jpg

このようにスプレーして数十秒待ち拭きとるだけで除菌対策は完璧だ。

さらに除菌対策としてもう一種類。

超電水クリーンシュ!シュ!.jpg

この超電水クリーンシュ!シュ!という物も使っている。

これはアビィ除菌消臭水ほどの除菌力や消臭力はないが汚れた物の除菌に非常に適している。

アビィ除菌消臭水は汚れたものは一度きれいにしないと効果が落ちるのだが、この超電水は洗浄力が非常に強いので汚れと一緒に除菌が可能だ。

問題点はこの超電水は薄めると洗浄力はあまり変わらないが除菌力が大幅に落ちてしまうので原液でないと除菌できない事だ。

除菌対策としてはかなり高額になるので、汚れ物はこれで洗浄し汚れを落としてからアビィ除菌水で除菌している。

手洗いやマスクなど基本的な予防に上で紹介した除菌剤を組み合わせる事でかなりの効果が見込める。

最大の問題は外出時だが、私の家ではこまめな手洗い、マスクをする事と除菌剤を小さなスプレーボトルに入れて子供たちにも持たせている。

人に迷惑をかけないように皆が気をつける事ができれば、感染の拡大も随分防ぐ事ができるのになと毎年思う。

昔、インフルエンザやノロウイルスが大流行している時に、自分の体調が悪いにも関わらずパチンコ屋に行き他人にうつした方が自分は早く治るなどとインタビューに答えていた人がいたがこういう人間を見ると本当に腸が煮えくり返る。考えを改めて欲しいものだ。

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【関連のある外部リンク】
インフルエンザ対策|厚生労働省
正しい手洗いの方法について-くらしのガイド|仙台市
インフルエンザウイルスと湿度、温度の関係